口唇ヘルペス うつる確率 感染経路口唇ヘルペスという病気は厄介なもので、一度感染してしまうと体内にずっと居座り続け、体力が落ちたりすると再発するし、おまけに症状が出ている時には触れるだけで感染してしまうというとても生活しにくくなる性質を持っています。

 

口唇ヘルペスにかかっている人にとって一番気になるのは人にうつる確率ではないでしょうか。

 

というわけで今回は口唇ヘルペスがうつる確率やどのようにしてうつるのかを詳しくまとめました。

 

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口唇ヘルペスがうつる確率

口唇ヘルペス うつる確率 感染経路出典:https://goo.gl/5LInHd

うつる確率として明確な数字のデータはないのですが、発症率データに関しては

 

大正製薬の2007年の調査結果があり、データによれば

 

口唇ヘルペスの原因となるウイルスである単純ヘルペスウイルス1型に感染して口唇ヘルペスを発症する確率は10.1パーセントである
大正製薬 

 

ということだそうですが、ヘルペスウイルスに感染したとしても口唇ヘルペスを発症するのは十人に一人は発症するという、そもそもヘルペスウイルスに感染する可能性から考えると低い数値になるのではないでしょうか。

 

発症している人のうち男性は5.7パーセント、女性は14.8パーセントという女性のほうが三倍近く発症しているわけですから、女性の方は注意したほうが良いかもしれません。

実はあなたも感染している?

先に言ったとおり、単純ヘルペスウイルス1型に感染すると症状がおさまったとしても身体の中に住み続け、感染したとしても十人に一人ほどしか口唇ヘルペスを発症しないといわれていることから、実はこの記事を読んでいるあなたも発症はしないもののウイルスには感染している可能性があるのです

 

ある話しによれば20〜30代では半数以上、60代以上の方に関してはほとんどの方が感染しているとも言われています。子供の頃に症状を発症して、大人になってから再発しても再発する際は軽症で済むことが多いので、ちょっとしたできもの、程度に認識されることも多いことでしょう。

 

そのようなことに心当たりがない、という方はひょっとしたらまだ感染していないのかもしれませんね。症状が出ていない間は感染しないので普段通りに生活していても感染することはないでしょうが、もし家族やパートナーの唇が荒れていたとしたら、注意したほうが良いかもしれません。

 

参考:口唇ヘルペスがうつるのはかさぶたになっていても?潜伏期間は?

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口唇ヘルペスの感染経路は?

口唇ヘルペス うつる確率 感染経路口唇ヘルペスを引き起こす原因となるウイルスである「単純ヘルペスウイルス1型」ですが、感染力がとても強く、触れることで感染したり、あるいは咳などの飛沫で感染する場合がありますが、飛沫で感染する場合というのはまだ確定事項ではありません

 

食事で回し食いや回し飲みをすることで感染したり、感染者とのキスなど、患部との接触で感染します。ただし、感染者の症状がおさまっているときは感染しない、とされています。

 

参考:口唇ヘルペスに感染したかも!?どんな症状が出る?

口唇ヘルペスを発症するとどんな症状が出るの?

初感染の場合、潜伏期間である1〜2週間を超えると、口のあたりの広範囲にかゆみや違和感を伴った後に、その傷んだ部分が赤く腫れて水ぶくれができます。1〜2週間程すると水ぶくれがかさぶたになり、かさぶたが自然に剥がれたら症状がおさまった証拠です。

 

水ぶくれができている状態が一番ウイルスが活発で増殖している時です。触れないことが一番です。再発の場合ですが、こちらは先に述べたように比較的軽症ですみ、単なるできもの程度にしか認識されず、とくに支障もない場合が大半のようです。

口唇ヘルペスの予防法

口唇ヘルペスですが、予防接種はなく自分自身で対策するしかありません。できる予防方法としては発症している人の患部に触らない、発症している人とタオルやコップ、食器を共用することを避ける、と言った対策を取ることで発症を抑えることができます。

 

ヘルペスは再発の可能性も高くなりますので、予防には専用のサプリという手段もあります。

また、身体の免疫力をつけておけば、たとえ感染したとしても身体が強いために、発症を食い止めることもあるようですので、生活習慣を改善して抵抗力をつけていきましょう。

かかったときはどうしたらいいの?

口の周りに水ぶくれができてきたら病院へ行きましょう。放っておいても治るのですが、しばしば重症化しやすく、病院へ行ったほうがらくでしょう。

 

抗ウイルス剤を処方してくれます。こちらの薬はウイルスを殺すものではなく、増殖を抑える薬となります。再発時は病院へ行かなくても良いのですが、市販の薬を使うと楽でしょう。市販の薬は多くが再発用の薬のようです。

まとめ

口唇ヘルペスは症状を発症している人の患部や唾液と接触することで感染します。

 

家族やパートナーが口唇ヘルペスを発症しているときは患部の接触を避けましょう。そのために食事でコップやお皿、箸などを使いまわしたりしない、というような対策が必要です。

 

また、万が一感染した時のことを考えて、日頃から健康増進に努め、生活習慣を改めましょう。ウイルスに感染しても十人に一人しか感染しないのですから生活習慣を改めるだけでもかなり予防になることが考えられます。

 

参考:口唇ヘルペスが完治する期間ってどれくらい? 日数はどのくらいで判断?

 

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